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  <subtitle type="html">本と缶コーヒーと用語集で出来ています。</subtitle>
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  <updated>2007-07-17T00:06:55+09:00</updated>
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    <published>2011-02-20T22:08:58+09:00</published> 
    <updated>2011-02-20T22:08:58+09:00</updated> 
    <category term="雑文" label="雑文" />
    <title>無題</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[小学校から終わると、その公園で時間を潰して帰るのが日課だった。<br />
<br />
季節が秋から冬へ変わるころ。空気は澄み切って冷たい。<br />
学校ではテレビゲームが流行っていて、公園で遊ぶような子どもは僕だけだった。<br />
<br />
その頃の僕は、砂場で遊ぶのが好きだった。<br />
延々と砂をかき集め、大きな山を作る。そして、蹴りつけて壊す。そんなことを、飽きもせずに繰り返していた。<br />
何度目かの山を作ろうとしたとき。砂の中に突きいれた手が、何か柔らかいものに触れた。<br />
<br />
息をひそめて、もう少し、触ってみた。少し湿っていて、冷たい。<br />
まさぐっているうちに、一部がちぎれて僕の手の中に残った。<br />
<br />
手を引き抜いてみる。黒く変色していたが、それは確かに、人間の指だった。<br />
<br />
僕は砂場をきれいに均して、公園を後にした。<br />
家に帰っても誰もいないことは分かっていたが、寂しいと感じることはなかった。<br />
<br />
あの公園の砂の中に、人間が一人いる。<br />
そう思うだけで、おなかの底が少し暖かくなり、孤独感はきれいに消え失せてしまうのだった。<br />
<br />
<br />
今では、公園は取り壊されて、地面はアスファルトで覆われている。<br />
僕はあのときに手に入れた指を、いまでも大事に持っている。<br />
<br />
<br />]]> 
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    <published>2011-02-13T23:20:32+09:00</published> 
    <updated>2011-02-13T23:20:32+09:00</updated> 
    <category term="雑文" label="雑文" />
    <title>病室にて
</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[病室に特有の、つんと鼻をつく消毒液のにおいに、最近ようやく慣れてきた。<br />
病室内に余計なものは置かれておらず、視線を休めるところがない。<br />
ベッドに横たわったまま、スバルは窓の外に視線を向けた。<br />
<br />
３月の空はどんよりと曇り、今にも泣きだしそうだった。<br />
病院の中庭にも人影はなく、スバルは仕方なく病室内に視線を戻した。<br />
<br />
近頃はいつも、退屈を紛らわせるのに苦労する。<br />
<br />
だれかこないものかと、ドアを凝視していると、ノックの音がした。<br />
続いて病室に入ってきたのは、同期のキョウコだった。<br />
「やあ。元気？」<br />
片手をあげ、気楽に言う。<br />
「元気なわけないじゃん。入院してるのに」<br />
スバルは答えた。話し相手ができたうれしさが、声色に出てしまう。<br />
<br />
「退屈してるんじゃないかと思ってね。様子見に来たの。あまり居られないんだけど」<br />
「ぶぅ・・・」<br />
「ふくれないの。お土産もってきたんだから」<br />
<br />
キョウコは手に提げた袋の中から、紙の包みとプラスチックの板を取り出した。<br />
「なにそれ？」<br />
「粘土」<br />
「えぇ・・・なんでまたそんなものを？」<br />
「いや、気に入るかな、と思って」<br />
長い付き合いだが、キョウコの感覚はいまいちよくわからない。<br />
<br />
「いいからやってみなって。小さいころから訓練ばっかりで、こんな遊びみたいなこと、やったことなかったでしょう？」<br />
キョウコは包みを開け、ねずみ色ののっぺりとしたかたまりを取り出した。プラスチックの板の上に置く。<br />
「やってみるけどね。ヒマだから」<br />
粘土のかたまりに手を触れてみる。初めて触る粘土は、ひんやりとして柔らかく、優しい感触がした。<br />
<br />
「うん。手を動かしてれば、きっと余計なこと考えなくてすむよ」<br />
「適当なことばっかり」<br />
粘土から手をはなし、キョウコに視線を向ける。今はキョウコともっと話がしたかった。<br />
<br />
「ごめんね。明日の演習の準備があるし、もう帰らないと」<br />
すがるようなスバルの視線を感じたのか、キョウコは視線をそらして立ち上がった。<br />
「じゃあ、また来るから」<br />
スバルの返事を待たずに、部屋から出て行った。<br />
<br />
「薄情者・・・」<br />
<br />
病室の中には、スバルと粘土だけが残された。一度手を触れてみる。さきほどよりも冷たく感じられた。]]> 
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    <published>2009-11-07T03:25:45+09:00</published> 
    <updated>2009-11-07T03:25:45+09:00</updated> 
    <category term="雑文" label="雑文" />
    <title>夢は現実と別の論理で出来ている</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「夢の中で納得した論理を思い出そうとしたが、とても再生して組み立てることができなかった。<br />
確かに理屈が理解できたと感じたはずなのに、反芻してみるとどこにも確かな手ごたえはなかった。<br />
それどころか、紅茶に沈んだ角砂糖みたいに、急速に拡散していく。」<br />
『黒猫の三角』　森博嗣より抜粋。<br />
<br />
夢の内容を思い出してみると、奇妙に論理的なことが多いです。「ああ、だからこうなったのか」とひざをたたいて納得する感じなのですが、論理を組み立てるベースが現実とは異なっている感じ。<br />
<br />
うまい例が思いつきません。とりあえず、アニメのひだまりスケッチでは、奇妙に論理的な夢が描写されてて非常に面白かったです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />]]> 
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    <published>2009-11-04T23:04:10+09:00</published> 
    <updated>2009-11-04T23:04:10+09:00</updated> 
    <category term="雑文" label="雑文" />
    <title>こころはからだのまねをする</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[どこかで読んだ本に載っていた心理学の実験です。<br />
何人かのグループを二つ作って、それぞれに同じ漫画を読ませる。<br />
片方のグループの人々は、鼻と唇の間にペンを挟んで読む（&rarr;面白くなさそうな顔になる）。もう片方のグループは歯の間にペンを挟んで読む。<br />
<br />
読後感を調査すると、歯の間にペンを挟んだグループの方が、漫画を面白いと感じるそうです。<br />
笑顔をつくったほうが、面白く感じる。<br />
<br />
こころはかなりいい加減。感情は一瞬の幻。<br />
<br />]]> 
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    <published>2009-11-02T23:41:17+09:00</published> 
    <updated>2009-11-02T23:41:17+09:00</updated> 
    <category term="雑文" label="雑文" />
    <title>テンションを上げるお手軽な方法</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[しばらく前に、「スケッチブック」小箱とたん　に出ていたネタですが、語尾に「~大作戦！」をつけると、なんとなくテンションが上がります。<br />
<br />
たとえば、「自転車で登校大作戦！」とか「定時で帰宅大作戦！」とか、「ブログ更新大作戦！」とか。<br />
<br />
これのバリエーションで、語尾に「~プレイ」を付けて深刻さや照れくささを軽減する方法もあります。これは「絶対好きになってやる！」みうらじゅん　の中で書かれていた方法です。<br />
<br />
こちらの例は、「失恋プレイ」とか、「親孝行プレイ」とか。<br />
今考えたけど、「親孝行大作戦！」というのもテンション上がりそうだなあ。「失恋大作戦！」は下がるけど。<br />
<br />
先日、この手法を友人に話したところ、軽く馬鹿にされました。傷つきやすいガラスの三十代です。<br />
<br />
<br />
<br />]]> 
    </content>
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    <published>2009-11-02T01:01:58+09:00</published> 
    <updated>2009-11-02T01:01:58+09:00</updated> 
    <category term="雑文" label="雑文" />
    <title>仮説をもたない者は何も見ていない</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[いつのことだったか、アンケートをとるときの注意点についての記述を見た。その記述によると、きちんと仮説を立ててから、アンケートを取らないといけないそうです。<br />
<br />
たとえば、何かの講義をした後に、受講者からアンケートをとる場合（受講者の理解度を確認したいときに有効みたいです）。<br />
考えられる仮説としては、「もっと具体例を入れたほうがわかりやすかったのではないか」とか、「声の大きさが小さすぎたのではないか」とか。こう考えると、アンケートに的外れな質問を入れてしまうことがなくなります。<br />
<br />
『・・・人が「ものを見る」といった場合、カメラで写真を撮ることとは明らかに意味が違うのである。つまり、観察に先立って、確固とした目標がイメージできなければ、人はものを見たことにはならない、といっても過言ではない。認識するためには、予め用意された仮説が必要なのである。（中略）仮説を持たないものは、何も見ていない。』<br />
森博嗣「今はもうない」より抜粋。<br />
<br />
アンケートを求められたら、作成者がどんな仮説をもっているのか推測すると面白いかもしれません。<br />
<br />
<br />]]> 
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    <published>2009-10-18T23:58:15+09:00</published> 
    <updated>2009-10-18T23:58:15+09:00</updated> 
    <category term="本" label="本" />
    <title>ロバート・A・ハインライン『人形つかい』　（早川書房）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[どこかのブログで紹介されているのを見て、買ってみました。ハインラインを読むのは初めて。<br />
表紙のイラストがミスマッチな気がするのは私だけではないはずです。<br />
<br />
裏表紙にも書いてあるとおり、宇宙から来たナメクジ状の寄生生物と戦うお話です。<br />
<br />
後半の、ナメクジとの全面戦争に入ってからの臨場感はたまりません。<br />
<br />
主人公とヒロインが脈絡なく恋に落ちてるように見えますが、ハードＳＦってこの辺を気にしないものでしょうか。<br />
（★★★☆☆）<br />
<br />
<br />
<br type="_moz" />]]> 
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    <published>2009-03-16T22:07:24+09:00</published> 
    <updated>2009-03-16T22:07:24+09:00</updated> 
    <category term="ゆめにっき" label="ゆめにっき" />
    <title>無題</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[私と友人数人が出てくる夢。<br />
ゾンビのような何かに追いかけられながら、ビルの最上階を目指していた。私は早々にゾンビにつかまり、見事ゾンビに成り果てた。ゾンビになった私は、他のゾンビとともに、思うがままに友人たちを追いかける。たまらなく愉快。「あーあ。あっちに逃げればゴールだったのに。馬鹿なやつらだ」なんてこと思ってる。<br />
<br />
追いかけられる側にとってはホラーでも、追いかける側にとっては最高のコメディ。<br />
<br type="_moz" />]]> 
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    <published>2009-03-09T21:48:44+09:00</published> 
    <updated>2009-03-09T21:48:44+09:00</updated> 
    <category term="雑文" label="雑文" />
    <title>たぶん駄文</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[気まぐれに更新してみたりします。<br />
<br />
でも、いきなりネタにつまってしまったり。<br />
<br />
ネタがないかと、昔の書抜メモを漁ってみました。<br />
<br />
「なくしやすいもの&rarr;自信と信仰。もしくは、仕事と恋人。」<br />
<br />
何を思ってメモしたんだろう。不明。<br />
<br />
<br type="_moz" />]]> 
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    <published>2008-07-17T01:52:28+09:00</published> 
    <updated>2008-07-17T01:52:28+09:00</updated> 
    <category term="本" label="本" />
    <title>ピエール・プロブスト『プフとユピーのボクシング』(BL出版)</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[図書館の絵本コーナーで見かけて、衝動的に借りてしまった一冊です。<br />
だって、プフとユピーですよ。HUNTER&times;HUNTERの元ネタか！？と思ってしまうじゃないですか。<br />
<br />
これで絵本中にピトーがが出てくれば、元ネタの可能性が高いかなと思っていたのですが、残念ながらピトーは登場せず。グーグルで調べてみたところ、ピトーは同シリーズの別巻に登場するようです。やっぱり元ネタだと思うけれど、誰も言及していない様子です。ニヤリとしてしまいます。<br />
<br />
遅れましたが、本作品について。<br />
作者のピエール・プロブスト氏は「カロリーヌとゆかいな8匹」シリーズでたくさんの絵本を書いています。このシリーズは大判の絵本なのですが、小判の絵本のシリーズも出版されていて、それが「カロリーヌ　プチ絵本」シリーズ。本作品は、このプチ絵本シリーズの中の一冊です。<br />
プフとユピーはゆかいな8匹の中の2匹で、プフは白猫、ユピーは犬です。性格的には、プフがいろいろと計略をめぐらすタイプで、ユピーが猪突猛進タイプ。性格設定はHUNTER&times;HUNTERに引き継がれてるみたいです。別巻に出てくるピトーはヒョウのようです。また図書館で探してみようかな。<br />
登場人物の表情が細かく書き込まれていて、思わず見入ってしまう作品です。プフとユピー以外の、その他大勢の人の顔まで細かく書き込んであって、眺めていて飽きません。絵本の面白さって、こういうところでしょうか。ぼうっと眺めていられるようなところが好きです。<br />
<br />
<br />
ところで、いい年こいた男が、図書館で絵本を借りるのって、どうなんでしょう。<br />
<br />
<br />
・・かんがえないようにしよう。<br />
<br />
<br />
<br />
<br type="_moz" />]]> 
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